VRは専用ゴーグルをはめて仮想空間を楽しむゲームスタイルです。次世代ゲームとも言われており非常に注目を集めています。しかし快適に楽しむとなるとゲーミングPCの中でもハイスペックと呼ばえるPCでないと様々な障害が待っています。
まずVR環境でもFPS(フレームレート)を多く出せるスペックでないとVR酔いと言われる症状が発生しやすくなります。低スペックだと首を振ってもVR内の画像が更新されずにカクカクしたりして現実で見る世界との違和感が生じて気持ち悪さを覚えます。それが酔いに繋がると言われています。
そして通常のディスプレイに映像を映すよりもVRは左右の目に合わせて別々の映像、CGを計算しているため普通にPCゲームをやる倍の負荷がパソコンにはかかります。高いフレームレートを叩きだして美麗なグラフィックを楽しむにはどうしてもハイスペックPCが必要となります。
VR機器で人気を獲得しているのは主に2機種です。Oculus Rift、Viveです。この2つを快適に動作させるための推奨スペックは以下の通り。
VR機器 | Oculus Rift(オキュラスリフト) |
---|---|
OS | Windows 7 以上 64bit |
グラフィック | GeForce GTX 970 / AMD R9 290 以上 |
CPU | Core i5-4590 プロセッサー 以上 |
メモリ | 8GB以上 |
映像出力 | HDMI1.3 |
USBポート | USB3.0ポート x3、USB2.0ポート x1 |
推奨スペックに関してOculus Rift、Viveともに同等スペックと言えます。
VR機器 | Vive(バイヴ) |
---|---|
OS | Windows 7 以上 64bit |
グラフィック | GeForce GTX 970 / AMD R9 290 以上 |
CPU | Core i5-4590 プロセッサー 以上 |
メモリ | 4GB以上 |
映像出力 | HDMI1.4 または displayport1.2 以上 |
USBポート | USB2.0ポート x1 |
主な違いとして言われいるポイントはOculus RiftはセッティングがViveより簡単。そしてコントローラーの出来が良い。HTC Viveは動き回れてSteamとの連携もあるので対応ゲームタイトルが多いこと。また日本でも買いやすいVR機器になっています。
BTOショップでもVR対応の推奨ゲーミングPCを販売しています。ドスパラはどちらかと言うとVive向け、G-TUNEはOculus Rift向けの推奨PCを提供しています。
VR向けゲーミングPCはスペックも高いため普通のPCゲームも快適に遊べる性能を持っています。これから普通のPCゲーム、VRゲームと両方を楽しみたい方はBTOが推奨しているゲーミングPCを選んでおけば間違いありません。
Viveを快適に動かせるゲームPCを狙うならドスパラがオススメです。最適化された推奨PCを提供しておりスペックも申し分ありません。
OS | Windows 10 |
---|---|
グラフィック | GeForce GTX1080 / VRAM 8GB |
CPU | Intel Core i7-6700K |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 480GB / HDD 2TB |
電源ユニット | AcBel 700W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
グラフィックボードはGTX1080を搭載したミドルタワーモデル。目まぐるしく変わるPCパーツも高い拡張性で臨機応変に対応ができます。初期構成で大容量SSDも搭載しており快適なVR環境を提供してくれます。
OS | Windows 10 |
---|---|
グラフィック | GeForce GTX1070 / VRAM 8GB |
CPU | Intel Core i7-6700 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 480GB / HDD 2TB |
電源ユニット | 500W 静音電源 (AcBel 製 / 80PLUS BRONZE) |
VR推奨ガレリアXFはGTX1070を搭載!上のガレリアXGより3万円以上も安くなっています。電源ユニット、グラボ以外は同等スペック。お手頃価格でVRを楽しめるモデルと言えます。
OS | Windows 10 |
---|---|
グラフィック | GeForce GTX1080 / VRAM 8GB |
CPU | Intel Core i7-6700K |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 480GB / HDD 2TB |
電源ユニット | SILVERSTONE SST-SX600-G(SFX 600W 静音電源 / 80PLUS GOLD) |
ドスパラのミドルタワーがかなり大きな筐体です。設置スペースの余裕がない方にはこのSGモデルがおすすめ!スリム&コンパクト仕様になっており縦、横と設置スペースに合わせてPS4のように設置ができるモデルになります。コンパクト設計ながらしっかりと冷却効果も考えられたハイパワーは小型ゲーミングPCに仕上げています!
G-TUNEでは「OcuFes」と呼ばれるVR開発者団体との共同監修によって推奨されているVRゲームPCを提供しています。ドスパラと違い、Oculus Rift、Viveともに快適動作ができるスペック構成になっています。特におすすめできる2機種をピックアップしました。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
グラフィック | GeForce GTX980or1070 |
CPU | Intel Core i7-6700K |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 480GB |
電源ユニット | 700W (80PLUS GOLD) |
Unite Tokyo 2016 Oculusブースで実際に使用されたモデルと同スペックのVR推奨PCになっています。GTX1070にアップグレードも可能になっており高いパフォーマンスでVRゲームができるパソコンに仕上がっています。また取っ手付きの筐体でイベント等への持ち運びも容易にできます。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
グラフィック | GeForce GTX980 / VRAM 8GB |
CPU | Intel Core i7-6700 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 240GB / HDD 1TB |
液晶パネル | 17.3型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ IPS/ LEDバックライト) |
ゲーミングノートPCで恐らく唯一VR環境を満たせるPCがG-TUNEのこのモデルになります。デスクトップと同等のCPU、グラボを搭載した超ハイスペックノートPCに仕上げておりVR開発団体「OcuFes」もお墨付きのノートPCになっています。