理由は簡単です。最新ゲームタイトルでCPU性能はCore i7を要求してくるゲームタイトルが出てきたからです。今まで同等程度の性能で価格も安かったCore i5-4000シリーズがオススメと言われてきました。しかしCPUは世代が新しい方がやっぱり性能も高いです。また各BTOメーカーの主流CPUもすでにCore i7-6700が台等しています。ハイエンドモデルになるとオーバークロック対応のCore i7-6700Kとなります。
CPU性能となると色々とゴチャゴチャした数値を見せられて専門的用語で解説しているサイトが多いですがグラフィックボードと同じで数値が高いほど高性能です。そして数字の横にX、Kといった文字が入っているとより高性能になると覚えておきましょう。
CPUもグラフィックボードと同じで新しく出てきた製品の方が性能がよくパフォーマンスに優れています。
最新ゲームの推奨スペックにCore i7が出てきています。なのでこれから発売されるゲームをプレイしていくのであれば間違いなくCore i7シリーズを選ぶべきです。また動画編集やエンコード作業などCPU負荷が高い作業を行う人もCore i7シリーズがオススメです。
最新ゲームはPCではやらない…古くから続いているような人気ゲームをプレイするのであればコスパにも優れたCore i5シリーズで十分となります。
ただ今後の次世代グラフィックボードを搭載したPCを狙うのであればCore i7シリーズを選んでおくのが無難です。
Broadwell-Eは高性能デスクトップPC向けに発売された最新プロセッサーになります。4種類が発表されており6コア12スレッド〜10コア20スレッドとなります。間違いなく高性能ですが価格が非常に高いです。
そしてゲーム用途として使うにはそこまで大きな差はないようです。
これはパソコン工房さんがベンチマークテストをした結果が掲載されています。ゲーム用途としての性能差はBroadwell-EとCore i7-6700Kでは大きな差が生まれていません。
BTOメーカーのハイエンドモデルではこのBroadwell-E搭載PCも登場してきていますがCPU負荷をかける作業をメインで行わないのであれば宝の持ち腐れとなるCPUと言えます。
もしGTX1070、GTX1080搭載PCでCPUがBroadwell-Eを狙っている人は一度考えて選定を見なおした方が良いかもしれません。差額で144Hzモニターや自分が使いたいゲーミングデバイス一式を揃えることができます。
現状であればCore i7シリーズが最適となります。当面はCore i7シリーズを搭載していればゲーム推奨スペックは満たす形になります。
新しい世代が出てくればゲーム推奨スペックも移行してきますがまだまだ数年はかかると思います。
BTOゲームパソコンのスタンダードモデルであれば今はどこもCore i7シリーズを搭載していますので深くCPU選びにこだわる必要もありません。