GTX10シリーズのエントリーモデルとして登場したのがGTX1050シリーズ。GTX950の後継モデルにあたるのが「GTX1050Ti」GTX750Tiの後継モデルが「GTX1050」となる。どちらもGTX960並の性能を誇りながら消費電力がより少なくなり最新アーキテクチャによる高解像度ゲームに最適化されている。
このGTX1050シリーズはNVIDIAでもゲームPC入門者向けのグラフィックカードとして位置づけられており、安く手軽にPCゲームを始めたい方には打って付けのグラフィックカードになっている。各BTOでも10万円前後でGTX1050シリーズ搭載PCが販売されており、超高負荷なゲームは最高設定で厳しいがどのゲームもグラフィックに拘らなければ卒なく快適に楽しむことができる仕様になっている。
10万円以内でそこそこのゲーミングPCが欲しい!…なんて方の欲求を満たすのがGTX1050シリーズといった具合になっています。
他シリーズと同じだがCPUは今後のことも考えてCore i7シリーズが無難。ただし低価格を求めるならCore i5シリーズに妥協するのも有り。この辺りは予算と相談。またメモリは16GBが最適になりつつある。最新ゲームの推奨要求メモリはほとんどが16GBになってきている。
そしてストレージも他シリーズと同じくSSD+HDDのツインドライブ仕様は鉄板の構成。ゲーム起動、データ読み込みにストレスを感じたくない人ほどSSD搭載は必須パーツとなっている。
GTX1050/1050Tiだと若干だが1050Tiの方が高性能。なによりビデオメモリはGTX1050の2倍にあたるVRAM4GBを兼ね備えている。どちらを選んだ方が良いか?…と聞かれればGTX1050Tiの方がコスパ良し。価格差も5000円〜10,000円前後なので末尾「Ti」付きの方が良い。
ローエンドながら人気ゲーム「GTA5」を快適に遊んでいる動画もあったので参考にしてみて欲しい。
室内では80〜100fps前後を出しており屋外でも60fps前後で遊べているのがわかる。これなら快適にGTA5の世界を遊び尽くすことができる。
高負荷ゲームな「Witcher3」も高グラフィック設定で60fpsに近い数値で遊べている。最高グラフィック設定に拘らない方にとっては最高にコスパの良いゲーミングPCと言える。
基本的にGTX1050シリーズならVRAM4GB搭載のGTX1050Tiがおすすめ。逆に予算をもう1万円〜2万円出すことができるならGTX1050Tiより1.5倍近い性能を誇るGTX1060(3GB版)も視野に入れることができる。
OS | Windows 10 |
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グラフィック | GeForce GTX1050Ti / VRAM 4GB |
CPU | Intel Core i7-6700 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 250GB / HDD 2TB |
電源ユニット | 500W (80PLUS BRONZE) |
ドスパラのGTX1050Ti搭載PC。ミドルタワー型なので拡張性も良し。値段は執筆時点で116,980円となっている。もう少し待てば値下がりするかもしれないのでよりコスパを求めるなら様子見もあり。CPUもCore i7-6700、SSD+HDDといった構成。これからPCゲームをスタートさせる方には申し分のないスペックになっている。
OS | Windows 10 |
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グラフィック | GeForce GTX1050 / VRAM 2GB |
CPU | Intel Core i5-6500 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 120GB / HDD 500GB |
電源ユニット | 500W (80PLUS BRONZE) |
低価格でそこそこのゲーミングPCを求めるならガレリアDSがコスパ最高。価格は85,980円となっており消費税を入れても10万円以内といった格安ゲームPCに仕上がっている。それなのにSSD+HDDのツインドライブ構成!ゲームも楽しめて一般的な使い方をしても高性能でストレスのないデスクトップPCとなります。
GTX10シリーズではローエンドモデルになりますが最新アーキテクチャによって旧世代50番台以上の性能を誇ります。グラフィックに強く拘らない。安くゲーミングPCを手に入れたい。そんな方にピッタリ!数千円の違いで性能が向上するので推奨はGTX1050Tiモデルの方がイチ押しです!