ゲームPCのメインメモリ容量の選び方

4GBだと確実に足りない標準は8GBだが最適は16GB

メインメモリの容量が足りないと動作がモッサリしたり映像がカクカクになりラグのような感じになったりします。時にはメモリ不足でゲームが落ちるケースもあります。なのでゲームPCのメインメモリはできるだけ多い方が良いです。

最新ゲームをプレイするとなると4GBでは確実に足りません。BTOメーカーでも標準は8GBになっています。基本的に8GBあればどのゲームでも問題ありません。しかしゲーム以外の作業も同時にこなすと8GBでも足りません。

だから私はメインメモリの容量は16GBが最適だと判断しています。以前は8GBでしたが正直足りませんでした。ゲームを起動させながらPhotoshopなどで画像編集しようとすると容量がパンパンで動作がもっさりした経験が何度もあります。

ゲームPCはほとんどゲーム用途でしか使わない方はプレイするゲームや最新ゲームの推奨スペックを確認して8GBにするか、16GBにするか判断すると良いです。以下は要求スペックが高いと言われているゲームタイトルの推奨メインメモリになります。

要求スペックの高いゲームタイトルの推奨メインメモリ

Tom Clancys The Division 8GB RAM
Total War WARHAMMER 8GB RAM
DOOM 8GB RAM
Fallout 4 8GB RAM
The Witcher3 Wild Hunt 8GB RAM

要求スペックの高いゲームタイトルになると推奨メモリはどれも8GBになります。実質、8GBを全て使うわけではありませんが4〜6GBが消費されます。またPCはバックグラウンドで動くアプリなどもあり常時メモリは何かに使われています。

そのため最新ゲームの推奨スペックを満たして快適プレイをするなら8GBでは足りなくなってきているケースもあります。

予算に余裕があればメインメモリ容量を8GB⇒16GBに増やすことがオススメです。

BTOでメインメモリ8GB⇒16GBにカスタマイズすると追加料金はいくら?

多くのBTOゲームパソコンでは標準構成はメインメモリが8GBとなります。容量を増やすには注文時にカスタマイズをします。どのくらい追加料金になるのか調べてみました。

メーカー、機能によって若干の違いはありますがBTOでは約6000円〜1万円で容量をアップグレードさせることができます。またBTOショップではキャンペーンと称してたまにメインメモリ2倍キャンペーンを行っている時があります。この時に購入すると少しお得となります。

メインメモリをアップグレードさせる時の注意点

Windows OSのバージョン、種類によって最大メモリ容量が決められています。ゲーム用で選ぶ人はいないと思いますが32bit版Windows OSは最大3GBまでしかメモリ搭載できません。

64bit版 Windows7 Home Premiumは最大16GBまで。64bit版 Windows7 Professional、Windows8、Windows10 Homeはカスタム可能容量を全て使用可能となっています。マザーボードに依存しますが32GB、64GB、128GBメモリなど搭載することができます。

16GB以上を使う作業をするとなると個人ではまず少ないと思います。なので最適は16GBです。アップグレードさせる時はOSバージョンなど注意をして選択するようにしましょう。