GTX980並の性能を誇るGTX1060を搭載しながらBTO業界でも最安値を記録するのがパソコン工房のゲーミングブランド「レベルインフィニティ」から提供されている「Lev-M015-i5-RN」です。筆者が調べた執筆時点では10万円台と本当に格安になっています。
他BTOと比較しても2万円〜3万円は価格が安い。その理由にはグラフィックボードは手を抜かないけどその他搭載パーツはバランスを取りながらもコストを下げることでGTX1060搭載PCを安く提供することに成功しています。
BTOの主流、売れ筋となるとCPUはCore i7シリーズですがこちらのモデルはCore i5シリーズを採用。4コア4スレッドですがマルチタスクをしないのであればCore i7シリーズと対して速さは変わりませんん。またSSDと組み合わせることで十分にPCの爆速化を体感することができます。
メインメモリに関しては8GBなのでゲームPCとしては平均的な容量です。そして本体は安くて良いのですが購入する際はカスタマイズした項目がストレージになります。なぜならSSD非搭載、HDDのみのストレージ構成になっています。ゲーム用として使うなら1TBあれば十分ですがHDDはSSDに比べるとデータの読み書きが遅いです。そのためゲーム起動、ロード時間などストレスが溜まることが多いです。
なのでカスタマイズ項目からSSD搭載をしてPCの爆速化は目指したい1台となります。それでも10万円台といった価格帯は他BTOでは中々ないので安く最新GPU搭載PCを狙っている人にはベストPCと言えます。
OS | Windows 10 Home |
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CPU | Intel Core i5-6500 |
メモリー | 8GB(4GB×2)DDR3 |
マザーボード | Intel H170 チップセット搭載 |
ビデオカード | GeForce GTX 1060 6GB GDDR5 |
ストレージ | HDD 1TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
サウンド | High Definition Audio subsystem |
ケース | ミニタワー / microATX |
電源 | 500W 80PLUS SILVER認証 ATX電源 |
付属品 | キーボード、光学式マウス |
サイズ | 190(幅)x410(奥行き)x356(高さ)mm |
重量 | 不明 |
販売価格 | 106,980円+税(執筆時点の価格) |
ミニタワーサイズなので筐体は設置場所も困らないちょうど良い大きさになります。メモリに関してはBTOゲームPCでも主流になっているDDR4ではなくDDR3になっています。動作クロックがDDR4に比べると低いです。そのため処理速度はややDDR4に比べると遅く感じることもあると思います。がしかし支障をきたすようなレベルではありません。微々たる差です。
その他、パソコン工房のゲーミングブランドはキーボード、マウスも付属されるのでコスパは高いです。ゲーミング周辺機器を揃えるなら後はディスプレイだけ用意すればすぐにPCゲームができます。
これからPCゲームをやるといった入門用、安く最新GPU搭載のベースモデルが欲しい方などお薦めできる1台と言えます。